すみません、初めに言っておきますが、
私は正直、注文住宅を建てるために買っていません。
なぜなら、持っていたから!です。
建築設計を勉強したことがある人なら必須のものだからです。
これがないと、紙の図面があっても、正確に図面見れないんです。
(住宅メーカーから図面データをもらえるのであれば、パソコンで見れますが、
図面データって、もらえないですよね?)
これがないと、図面の寸法が見れないんです。
それってどういうことかというと、
ここの寸法幅が600mmだから、この495mm幅の家電がおけるとか、
ここの寸法幅は1,215mmだから1,200mm幅の家具が置けるとか、
そこに1,600mm幅のベッドを置くから窓はこの位置にずらそうとか、
ここに無駄なスペースありすぎだから、
300mm壁の位置をずらして、こちら側の部屋を広くとろうとか、
このペンダント照明をこのダイニングテーブルの中央に配置するために
壁からこの位置に取り付けたいとか、
もう、そういうこと全く出来ないです!
(全くは言い過ぎかな)
そういうこと別にしなくていいという人は、
読まなくていい記事です。
(ここまで読んだのにごめんなさい)
そういうところまでこだわって注文住宅を作りたい人だけ見てください。
出来ないままで、そういうことを検討しないで、
注文住宅を作るとか、
もったいなさ過ぎて、考えられません!
まずは、これ!
メジャー!コンベックスと言ったりもしてますね。
でも、これだけじゃ、駄目!
そしてこれ!
三角スケールです!
三角になってます。
これ、何が出来るかというと、
図面の縮尺に合わせて、図面から寸法を
読み取れます。
このメジャーと三角スケールがあれば、
実際と紙図面を照らし合わせながら、
寸法を見ることが出来るようになります!
例えば、
これは、1/50の図面に
三角スケールの1:50の面をあててます。
これで可動棚の幅が0.6mということがわかります。
0.6mということは、60cmであり、600mmです。
それがわかると、そこに置けるものの寸法が
それより小さくなければいけないことが
わかります。
逆も出来ます。
例えば、可動棚に置きたいオーブンレンジが
あるとします。
そのオーブンレンジの幅が495mmだとすると、
可動棚の幅が、それよりも大きくないと
入らないですよね。
(オーブンレンジの幅は、
取説見たり、ネット検索したり、
メジャーで測ったりして幅を調べます)
そこで、図面の中の可動棚を三角スケールで測って、
オーブンレンジが置けるか、調べることが出来ます。
このように、必要な寸法が、
実際に図面に落としこまれているかを
確認します。
これが出来ると、細部にまで
自分で設計出来るようになります。
間取りを考えるのが、もっと楽しくなると思います。
いかがでしたでしょうか。
是非とも、メジャーと三角スケールを
ゲットしてもらえたらと思います。
あなたにとって注文住宅が
もっと楽しくなりますように心から願っています。