家男

県民共済住宅で家を建てる為に、土地を探す話 EP-2

-34条12号区域とは…-

と、その前に、

「34条12号区域ですが、該当しますか?」

不動産屋に電話してはじめに尋ねられました。

34条12号区域をググってみますと…

【市街化を抑制する市街化調整区域の中には、

自己用住宅が建築可能となる都市計画法34条12号区域が存在します。

自己用住宅の建築が可能となる方は、

その土地が存する市町村又は、隣接する市町村の市街化調整区域に

20年以上居住する一定の親族等を有する方が対象となります。】

とありました。

なるほどー、そもそも本来は

市街化調整区域に家を建てること自体、

むずかしいことのようです。

でもこの土地は34条12号区域であるため、

手続きをすれば家を建てる許可がもらえる土地ってことですかね。

両親が同市に20年以上居住していますが、

その土地が市街化調整区域であるのか分かりませんでしたので、

[市街化調整区域 調べる]でググりますと、

こちらの用途地域マップという便利なものがありました。

県を選択して地図上で市街化区域なのか、市街化調整区域なのかを

簡単に確認出来るマップのようです。

調べたところ両親の住む地域は市街化調整区域でした。

まあテンション上がりますよね!

しかしながら、開発許可の手続きは大変なようで、

ざっと調べた感じですと、

両親が20年前から現在まで市街化調整区域に住んでいたことを

証明する書類ですとか、

親族であると証明する書類なんかが必要になるようです。

出来るだけ土地購入に関して、節約のため自分で出来ることは

自分ですると決めた私にとっては、

これからどうなるのやらという感じです。

-不動産屋さんにて-

席に着くなり値段交渉!

まあ、妻がですけど、、

実は不動産屋さんのチラシにミス?がありまして、

(私、気づいてしまいました)

2つの価格が同一チラシ内に表示してありましたところを

安いほうの価格にしていただくよう無言の説得を

妻がしておりました。

あとから妻に聞いた話ですが、

「あーいうときは、自分からぺらぺらしゃべるもんじゃない」

、、、だそうです!

土地を買うっていうのは、いろいろと諸費用がかかることを

はじめて知りました。

チラシ価格480万の土地であったのですが、

開発許可の申請費用にはじまり、

農地転用にかかる費用、

調整区域調査費、

固定資産税日割り分、

登記費用、

仲介手数料等々、

600万というご案内目安を見せていただきまして、

なるほどー、と、

「高くは見積もっています」と不動産屋さんは言うものの、

もっと安くしたいのが心情でありますから、

どうにか自分で出来るところはないか調べようと思いました。

幸い、妻の知り合いに行政書士の方もいましたので、

一度相談することにしました。

不動産屋さんには、金額次第でこの土地を買いたい旨を伝え、

後日連絡をいただくことになりました。

2日後に480万から398万に値下げしていただける旨の連絡をいただきました。

大変嬉しく思ったのと同時に、この妻恐るべしと

改めて妻の恐ろしさを知ることになりました。

これから、実際にどこまで自分で(妻と)出来るか試します。

-行政書士の先生に相談してみる-

前回、不動産屋さんで土地購入に必要な手続きとして、

行政書士にしてもらうもの、

土地家屋調査士にしてもらうもの、

司法書士にしてもらうもの、

と、ざっくりわかりましたので、

手始めに妻の知り合いの行政書士の先生に相談してみることにしました。

土地が市街化調整区域にあり、

現在畑のため農地転用が必要であること、

34条12号区域であること等を含め、

土地のチラシに書いてある情報を電話で伝え、

後日見積りをメールいただきました。

2つの見積りが揃いましたので、

早速、不動産屋さんの見積りと

知り合いの行政書士さんの見積りを比較していきます。

んー、んーーー

んーー

たぶん、金額的にあんまり変わらない笑

あと、書いてある項目名が違うために

比較がむずかしい…

正直、不動産屋さんより明らかに安い見積りをいただけると、

信じていた私としては(ずうずうしい)、

また一歩立ち止まることになりました。

ですが、新しい情報として、

行政書士さんの見積りに提出先として、

〇〇市農業委員会・建築開発課 と、

某土地改良区 とありました。

まず、見積りの内容を理解するために、

どこに対してどのような書類作成と手続きが必要なのか

自分なりに調べてみたところ、

某土地改良区への手続きに関して、

あきらかに自分で出来そうということがわかりましたので、

早速電話をかけてみることに…

次回はそこからお話出来ればと思います。

-家男