家男

県民共済住宅は本当に長期優良住宅か?①

県民共済住宅のホームページを見てみますと、

標準仕様で「長期優良住宅」の認定基準をクリアしています。

と書かれています。

今回から数回にわけて、

長期優良住宅とはどういった住宅なのか、

本当に県民共済住宅は長期優良住宅なのか、

ここにスポットをあてて考えていきたいと思います。

そして、最終的に長期優良住宅の認定基準に該当しない

部分についても考察していきたいと思います。

始めにお伝えしておきますが、

私は、家は生涯で一度建てれば十分だと考えており、

今の住宅ローンが終われば、また住宅ローンを組んで

2軒目を建てようと考えていたり、

住宅ローンなんて組まなくてもキャッシュで

家なんか買えてしまうようなお金持ちではありません。

一度建てた家を大切に出来る限り長く住みたいと考えています。

ですので、2軒目を購入しようと考えていたり、

キャッシュで家を買うお金持ちの方は読んでも時間の無駄かもしれません。

 

まず、そもそも長期優良住宅とはなにか?

ということなのですが、国土交通省のページでは、

「長期優良住宅は、長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅です」

と書かれています。

ここで引っかかるのは、長期とはどのくらいの期間のことなのか?

長期とは、長期優良住宅の認定基準である劣化対策等級3より、

住宅が限界状態に至るまでの期間が

3世代以上となるための必要な対策が講じられていることとしていることから、

長期とは、75年間から90年間以上と考えることができます。

(「世代」とは、一般的に一の世帯主が一の住宅を所有する期間をいい、

一世代をおおむね 25 年間から 30 年間程度と定義されているため)

 

皆さんは家の平均寿命って、聞いたことありませんか?

私は聞いたことがあります。

諸外国より低く、日本の住宅の平均寿命は30年程度だと聞いたことがあります。

75年間から90年間と30年、大分差がありますね。

しかし、この30年というのも、

調べてみると、30年したら寿命がきて家が壊れてしまう、

ということでは無いということがわかります。

右肩上がりの社会経済情勢の中で、

売り手側の思惑と国民の新築志向が

30年という平均寿命を作り出したと言えそうです。

特に最近の住宅は性能がかなりあがっており、

あがっていない住宅メーカーももちろんありますが、

(見極める目が必要です)

県民共済住宅で家を建てるのであれば、

この平均寿命30年に囚われる必要はないのかなと思います。

この30年についてはこのくらいにしておきますが、

長期優良住宅であれば、平均をかなり上回って

長期間住むことが出来るといえそうです。

今回はここまでにしたいと思います。

次回をお楽しみに。

あなたにとって注文住宅が

もっと楽しくなりますように心から願っています。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

-家男
-,