いきなり本題入るけど、
昨年の暮れ、売れない建売住宅を沢山見て思ったんだけども、
必ずといっていいほど建売住宅って屋根材にアスファルトシングルっていうのかな、
それが使われているよね。まあ、建売住宅に使われているってことは、要するにそういうことだよね…
屋根材に関して一貫して瓦屋根が一番だと思っている親父にしてみたら、
なぜ他の屋根材にするのか、理解出来なかったわけで。
だから、こう考えてみたんだ。
建売住宅で使われている部材は、もちろん建築コストが安い材料を使うだろうね。
なぜなら利幅を確保出来るからね。
瓦は使われないよね。だって高いもん。
でも注文住宅だったら、瓦が高いならその分お客さんに払ってもらえばいいだけ…
だと思うよね???
でも、もう少し深く考えてみるとだよ?
瓦だと、他材の建築コストも上がってしまうんじゃないかと思ったんだな。
うちは耐震等級3ですーとか、あるよね?
例えば、同じ耐震等級を確保するのに、屋根材の重さが違うとなれば、
それを支える壁や柱の強度を変える必要があると思う。
屋根が軽ければ、それに対応した壁や柱になるし、
屋根が重ければ、それに対応して壁や柱をもっと強いものにしないといけない。
ここまで読んで、親父の言いたいことをわかってもらえると嬉しい。
「瓦は重いから…」なんて営業トークもあるが、その裏には建築コストがかかるから
利幅がとれる軽い素材にしてほしいなんて思っていたりして…
(親父は若いころ、財閥系ハウスメーカーの現場監督をしていたことがあるが、
営業マンの成績には、契約数の他に、利率ももちろんあった…)
これ、どう???笑